いまだに語り草担っている『バブル経済』ですが、その恩恵を受けた人やその時代にすでに大人になっていた人達もだんだん少なくなり、謎にお金が余っていて、今からでは想像もつかないような時代だったという認識くらいしか持たれなくなってきました。
また、平野ノラさんがやっている当時登場したてでまだまだ珍しかった超でかい肩掛け式の携帯電話を使ってやるネタでしか知らない人も珍しくありません。
今回はこのバブルって一体何だったのかをエピソードとともに振り返り、景気が良いってどんなことなのか気分だけでも味わってもらえればと思います。
バブルってよく聞くけど一体何があったの?
バブル景気、バブル経済とは何か?を一言で説明すると『日本経済の景気がすごく良くてお金が余っていた時代』です。この好景気は経済指標上では1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間とされています。そして、何があったかと言うと好景気の中で起こった資産(不動産や株など)価格の異常な上昇です。
いつからいつまでというのは議論が分かれていて、多くの人が好景気の雰囲気を感じ始めたのが1988年頃からで最高潮が日経平均株価が38,957円の史上最高値を記録した1989年12月29日だったとされています。
とにかく景気が良かったので銀行がどんどんお金を貸して、それが不動産や株価の急上昇をおこして金が金を呼ぶという循環になっていました。でも、一部の企業は儲かってたかもしれないけど庶民レベルだとどんな感じだったの?というのが気になると思うので、エピソードをま紹介していきます。
バブル時代によくあった風景サラリーマン
サラリーマン
・会社からタクシー券を100枚束でもらった |
就活生
・会社説明会に行くだけで交通費を数千円もらえてプラスになった |
その他
・普通主婦が株で月に数十万円小遣いを稼いでいた |
どうでしょうか?
どれも今では考えられないと思いますが、全て現実に起こったことですし、少し前の中国やドバイなどでは同じかそれ以上のことが起こっています。
日本経済はもうダメだ、先進国じゃなくなったなんて言われますが、ハッキリ言って先のことは分かりません。もちろんバブル時代が幸せだったのかはまた別の話ですが、社会に勢いがあって世界でも『ジャパン・アズ・ナンバーワン』などと言われ『日本の土地を全部売るとアメリカの国土が6つ買える』なんて時代だったんですよね。
その後の日本は現在まで『失われた30年』といわれる、世界でも類を見ない停滞期にありますが、豊かで素敵な国であることは変わっていません。
今回はちょっとした昔話でしたが、話のネタにでもしてもらえると嬉しいです。
この記事が少しでもお役に立てたなら幸いです。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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