よく簡単に稼げる系の記事を見かけると思いますが、ほとんどの場合そんんわけはありません。理由は改めて述べるまでもないですが、原則として『世間の相場以上に稼げる仕事はない』からです。
もちろん例外はあって、高度な語学力や最新のテクノロジーに精通してあらゆるソフトウェアを使いこなせるなど特殊スキルを持っている人や、法律に触れるような仕事もしくはその周辺のグレーゾーンに関わる仕事の場合です。
今回はこれらの例外的なものでなく、比較的取り組みやすいと言われる在宅ワークを組合せることで収入をアップさせていく方法について考えていきます。
まずは代表的な在宅ワークに2つの種類を紹介します
① 仕事を受注して作業する在宅作業系
クラウドワークスやランサーズなどのサイト経由で在宅で出来る作業を請け負って納品するスタイルです。
【ライティング】
動画真っ盛りの現在ですが、ネットのコミュニケーションにはやはり文章(テキスト)は不可欠なものです。企業の公式サイトやネット通販の商品説明、ブログ、メルマガなどコミュニケーションの基本は全てテキストにかかっているといっても良いでしょう。
ライティングはこの文章を書く仕事です。旅行や食べ物、商品レビューなど色々な分野の案件があるので得意なものや興味がある内容から選んではじめられます。
報酬の相場=1文字=05円〜1円
案件は様々ですが2,000文字〜4,000文字くらいが多いので1本あたりざっと2,000円くらいになります。1本にかける時間は30分から1時間位が平均です。
【動画編集】
主にユーチューブ(YouTube)などの動画サイトへ投稿する動画の編集作業で、具体的には元データから必要な箇所を抽出したりテロップの作成・挿入、BGM・効果音の音入れなどを行います。専門家じゃないとできなさそうなイメージがありますが、スマホで動画を撮って編集してみるとだいたいできそううだな、とわかりますよ。無料のソフトもありますが仕事だと有料ソフトを使ったほうが良いので1万円〜2万円くらいの投資が必要です。
報酬の相場=10分〜15分位の動画1本の編集作業で3,000円〜10,000円程度、平均では5,000円くらいです。
② 自分が経営者になるネットビジネス
自らブログやサイトを立ち上げ記事を書き、集客して広告費や販売手数料を稼ぐスタイルです。
【ブログアフィリエイト】
個人が初期投資をかけずに始められるネットビジネスの代表格がアフィリエイトで、2020年度で約3,200億円の市場規模があります。作成したサイトやブログで商品を紹介したり、記事の内容に合った広告を掲載しそこから商品購入や会員登録などの成果があがると手数料が入るというシンプルな仕組みです。ASP(アフィリエイトサービス会社)を選んで登録すれば販売する商品やサービスは簡単に探すことがでます。
報酬の相場=
取り扱うサービスや商品の価格によって様々で1件あたり数十円〜数万円と幅は広くなります。また単発ではなく同じブログから複数売れる場合があるのでそこも利点です。
【せどり(転売)】
もともとは古本を安く仕入れて高く売ることを本の背表紙の一部をとって『背どり』と呼んでいました。現在では古本だけでなくレコード、洋服、スニーカーやブランド品、高級時計など様々な商品が対象となっています。商品を安く仕入れて高く売るモデルなので、すぐに始められますが販売商品の仕入れ資金が初期投資として必要になります。場合によっては注文を受けてから探す形式もあるのでこちらはリスクなくはじめられます。
報酬の相場=
販売する商品によって様々です。オークションで10,000円で仕入れた靴を12,000円で販売して2,000円利益を得るというイメージです。市場の相場や安く仕入れる方法などに常時目を配る必要がありますので情報収集力が問われるビジネスです。
この2種類の仕事を両立させて安定収入を実現します
①仕事を受注して作業する在宅作業系は基本的に下請けとして仕事をし報酬を貰う形で、発注者はたくさんいますし安定して収入が得られます。一方で時間の切り売りになりますので稼げる金額は自ずと決まってしまいます。
②自分が経営者になるネットビジネスは自らがビジネス主体なので収入は安定せず特に立ち上げ期は売上が0のの月も珍しくありません。ですが軌道に乗れば作業量に関わらず売上が上がりますしどんどん拡大させることも可能です。
この2種類の仕事は、言ってみれば立場がサラリーマンと経営者なので全く異なるもの両立しないものと思いがちですが、組合せることでお互いの短所を補ってくれる存在になってくれます。
『ブログアフィリエイト』と『ライティング』の組み合わせで具体的に見ていきましょう。まずグルメでもファッションでも良いのですが好きなジャンルのブログやサイトを開設しましょう。無料でもいけますが、折角なので1,000円くらいで自分のドメインのを取得して、月々500円のレンタルサーバーをかりるとそれっぽいです。やり方が分からなければググればOKくらいのレベルです。
そして同時にランサーズかクラウドワークスに登録するか、ネット検索をしてライティングの仕事を探して受注しましょう。こちらはパソコンがあれば完結できます。
ライティングは前述の通り3,000文字くらいの文章をたくさん書く仕事でジャンルも様々です。どんなふうに書けばよいかはざっくり指示があることもあればじゆうでOKな場合もあります。何れにしろ10本も書けばコツは掴めますし、おおよそのテーマさえあれば文章を量産することは簡単になります。そして当然ですが同じジャンルでも視点を変えるなど工夫して『全く同じじゃない文章』にする技術なども身につけられます。
もうお分かりかと思いますが、その延長線上でブログの記事も更新すれば良いのです。ライティングの仕事を受注している場合と違って、自分のサイトやブログは1日に何本も記事を書く必要はありませんので、ものすごく簡単に運営できますし日々の文章執筆の中からテーマを見つけることも可能になります。そのうちブログが充実して記事が読まれるようになれば広告や手数料収入が得られるというわけです。
最近は表現方法として動画が最強になってますので、動画編集の仕事をしながら自分のサイトやユーチューブへ投稿するのもいいと思います。
長くなりましたが、このように少し視点を変えることで単なる在宅ワークを自分のビジネスとして進化させることは難しくありません。これは技術的に難しくないという意味であって、そこまで行くのには長い道のりがありますが必要とされるスキルは『継続力のみ』だと思って大丈夫です。
さらに言いますと、こういったブログを読んでも実際に行動に移す人は1割もいませんので、実践するだけで周りに決定的な差をつけられるということは断言しておきます。
この記事が少しでもお役に立てたなら幸いです。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
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